インプラント安全性の不安

インプラント安全性の不安

安全性の不安

欠けた歯の部分に人工歯根を埋め込むことによって安定した人工歯をもたらすことができるインプラント。入れ歯やブリッジよりも安全で安定した治療方法として注目を集めています。

その反面、安全性に不安を感じている人も少なくないようです。顎の骨を削り、人工歯根を埋め込むという大手術だけに、それも当然のことと言えるでしょう。さらに下歯槽神経麻痺や上顎洞炎、あるいはインプラント周囲炎といったトラブル例が不安に拍車をかけています。さらには2007年にはインプラント手術中に患者が死亡するという事故が発生し、インプラントの安全面の不安が話題となりました。

とはいえ、インプラントは非常に安全性の高い手術です。その成功率は9割を軽く超えており、長期安定性にも優れています。20年以上何の問題もなく使用し続けられる例も少なくありません。衝撃をもたらした死亡事故も国内では一例のみ。不幸な事故ではありますが、これ一件でインプラントの安全性を疑うのは早計です。

むしろインプラントの安全性ではなく、施術する歯科医や歯科医院の技術・設備面の問題、あるいは患者本人の術後のメンテナンスが原因で問題が発生することがほとんどとなっています。

ですから、しっかりとした設備と技術を持った歯科医院で受ければ危険は非常に少なく、危険はほとんど無いといっても言いすぎでは無いでしょう。実際にインプラントの実績を持った歯科医院では、死亡などの重大な問題はほとんど起こっていません。インプラントの安全性への不安から手術をためらっている人はまず安心して受けられる歯科医院選びから始めてみてはいかがでしょうか。

インプラントの安全性

インプラントは安全なのか?という疑問をお持ちの方もいると思います。
では、説明致します。

インプラントのリスク、影響、安全性

インプラントは、ブリッジや入れ歯に代わる画期的な治療法として広まっています。
成功率は現在のデータで97%。しかも、正確な技術知識を持った歯科医師の成功率は100%に近いと言えるでしょう。

他の歯への影響はありません。ブリッジや入れ歯と違う点ですね。また、自分の歯のようにしっかりと噛むことができます。

健康面ですが、インプラントに使う素材は骨に結合するチタンですので、素材や手術の安全性は極めて高いです。 しかし手術を伴う治療ですので、元々疾患や身体的リスクを持っている方は担当医師としっかり相談し、歯科医師にきちんと伝えることが必要です。